国際線運賃の基準は、IATA(国際航空運送協会)の会議で、毎年路線ごとに決められる「IATA普通運賃」dすが、近年はこの決定プロセスがどく千金法に抵触すると見なす傾向が強くなったため、路線によっては航空会社が独自に定めるキャリア運賃や、その平均値から算出されるフレックスフェアなどもベースになっています。

これらの普通運賃は、1年間有効でどの航空会社も利用でき、搭乗便の変更なども自由ですが、非常に高価な点がネックとなります。例えば日本からパリのエコノミークラスでも片道で約60万円、往復で約85万円といった具合です。

この「定価」の普通運賃に対して、有効期間や乗り入れ回数が少ないものの、圧倒的にロープライスを実現したのが特別運賃で、航空会社が個人向けに設定した正規割引(PEX運賃)と、旅行会社向けに設定したIT(包括旅行)運賃に大別されます。

PEX運賃にも、IATAが定めるIATA-PEXがありますが、一般的には航空会社が独自に決めたゾーンPEXと、その事前購入タイプのAPEXを指しており、日本航空は「JAL悟空」、全日空は「エコ割」の名称で販売しています。

IT運賃は、名前の通り本来はパック旅行向けの運賃設定ですが、旅行会社の航空券のみをばら売りすることが黙認されており、これがいわゆる格安航空券です。

日本では従来、ゾーンPEXに加減制限が設けられていましたが、2008年4月以降は航空会社のサイトで購入できる割引運賃と格安航空券の差がほとんどなくなりました。最近では、日本虚空のビジネスセイバーや全日空のビジ割など、ビジネスクラスの正規割引運賃や格安航空券も広く普及しています。





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国際線の航空運賃