患者さんと医療機関が、原告と被告の立場に分かれて過失の有無を争うのではなく、仲裁人を介して両社で話し合いを進めてお互いが納得できる解決策を見出すことを目的にしたのが、ADR(裁判外紛争解決手続き)です。2007年にはADRの基本理念や手続き業務の具体的な内容や自治体の役割等を定めたADR法が施行されたのを受け、徐々に普及してきました。

もとは交通事故の調停などで活用されてきたADRですが、2000年代になると医療訴訟の急増を受け医療分野でも注目されるようになりました。広義的には裁判所による民事調停なども含まれますが、医療版ADRとして増えているのは、地区の弁護士会などが仲裁機関としての役割を果たしているケースです。

衣料を巡るトラブルが生じた際、患者などの当事者が第三者機関に申し立てを行うと、仲裁者が相手側(医療機関)との間に入って両者の言い分を聞いて、若いなどの解決策を探ります。話し合いが基本となっていますが、場合によっては、仲裁者が双方の主張を別々に聞き、意見を勘案して妥当と思われる和解策を模索する場合もあります。





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普及してきた医療版ADR(裁判外紛争解決手続き)